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近年増加しているお悩み

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近年増加しているお悩み|トモニこころのクリニック|東京都小平市の心療内科・精神科

働く方のメンタルヘルス

仕事の量や地位の変化などによる環境の変化など、様々な要因のストレスで疾患を抱える方が年々増えています。不調を深刻化させないためには、早期の対応が必要です。
代表的な働く方のメンタルヘルス不調としては「うつ病」「双極性障害」「適応障害」が挙げられます。

注意が必要なストレスサイン

  • 寝つきが悪い・寝る前に嫌なことを思い出す
  • 決断力の低下、集中力の低下、パフォーマンスの低下
  • 些細なことでイライラする、怒りっぽくなる
  • 時間が守れなくなる、遅刻や欠勤をする
  • お酒やタバコの量が増える
  • 全身の疲労感がとれない

代表的な疾患

うつ病

うつ病は、一日中気分が落ち込んでいる、何をしても楽しめないといった精神状態で、不眠や食欲不振、疲れやすい、集中力の低下などの身体的症状が現れ、日常生活に支障が生じてきます。精神的、身体的ストレスを背景に、脳がうまく働かなくなっている状態であり、ものの見方や考え方が否定的になる傾向もみられます。

躁うつ病

「双極性障害(躁うつ病)」は、うつ病と混同されがちですが、まったく異なる病態で、治療法も異なります。躁状態(気分の高揚・活動性の増加・睡眠要求の低下)とうつ状態(抑うつ気分・活動性の低下・不眠)のエピソードが反復します。「寝なくても、まだまだ働ける」「何でもできるという気分である」というときは、危険で、その後に起きるうつ状態で酷く苦しみます。日本における双極性障害の患者さんの頻度は、重症・軽症の双極性障害をあわせても0.4~0.7%といわれています。

適応障害

適応障害とは、明らかなストレスによる情緒的な障害が原因で、普段していた出社ができなくなったり、体調不良を起こしたりする病気です。一般的にみられる疾患ですが、治療には注意が必要です。

女性のメンタルヘルス

夫婦間のコミュニケーションの悩み、家事・育児の悩みなどにより、自分のことを後回しにしてしまう傾向があります。加えて、身体的にホルモンの影響を受けてしまい、特異的なこころの不調がみられることがあります。代表的な女性特有のメンタルヘルス不調としては「産後うつ」、「月経前症候群(PMS)」、「更年期障害」などが挙げられます。それぞれが、女性特有の喪失の体験につながるイベントです。こころの状態に目を向けてもらいつつ、標準的な治療を受ければ、早期に回復に向かうでしょう。

注意が必要なストレスサイン

  • 些細なことでイライラする、怒りっぽくなる
  • 料理をつくりながらお酒を飲むことが増えてきた
  • 寝つきが悪い・寝る前に嫌なことを思い出す
  • 家事が疎かになってきた
  • 過度に潔癖になってきた

代表的な疾患

産後うつ

産後6カ月以内に、ゆううつな気分、不眠、イライラ感、不機嫌、意欲低下、全身倦怠感、母親としての自信喪失、自己嫌悪などの症状が出現し、育児や家事などが手に付かなくなる状態です。産後うつ病は、産後女性の10人~15人に1人が経験するといわれています。産後うつは、育児が出来なくなるため、子供の発達や成長にも影響を与えてしまいます。そのため、早期発見、早期治療を行うことが重要です。

月経前症候群(PMS)

月経前、3~10日の間に起こる心身の様々な不快症状で、月経開始とともに軽快・消失します。身体的症状としては腹痛、頭痛、腰痛、むくみ、お腹の張り、乳房の張りなどがあります。精神的症状としては情緒不安定、イライラ、抑うつ、不安、眠気、集中力の低下、睡眠障害、倦怠感などがあります。

更年期障害に伴ううつ病

個人差はありますが、女性が閉経を迎える年齢は50歳前後で、その前後10年間ほど(45歳~55歳)を更年期と呼びます。更年期になると、女性ホルモンの分泌量が減るため、心身に様々な不調が表れます。ライフサイクルの変化も起きやすい時期なので、環境や人間関係が大きく変わることも要因となりえます。更年期障害は、のぼせや発汗などが特徴的ですが、頻度としては肩こりや倦怠感、頭痛なども非常によくみられます。通常、婦人科で相談される方が多い病気なのですが、憂鬱感やいらいらが強い方の場合、心療内科的治療がお力になれるかもしれません。

高齢者の方のメンタルヘルス

ご高齢の方に多いのが「うつ病」です。歳を重ねるということは、若さの喪失、親しい人の喪失、健康の喪失に出会うということです。そういった体験が「うつ病」を発症させます。一方、実際に脳の老化も顕著になります。認知機能の低下の始まる初期に、精神症状として、「うつ病」や「不安障害」を発症することがあります。認知機能の低下が進むと、加齢によるものとは別に、認知症を発症することもあります。加齢による物忘れと認知症の症状としての物忘れの違いは物忘れを認識(自覚)できているかどうかです。

注意が必要なストレスサイン

  • 憂うつである
  • 普段できていた家事ができず、やる気も起きない
  • 不安で仕方がない
  • 本人は気がつかないが、物忘れがひどくなってきた
  • 本人は気がつかないが、いままでできていたことができなくなってきた

代表的な疾患

うつ病

うつ病は、一日中気分が落ち込んでいる、何をしても楽しめないといった精神状態で、不眠や食欲不振、疲れやすい、集中力の低下などの身体的症状が現れ、日常生活に支障が生じてきます。精神的、身体的喪失を背景に、脳がうまく働かなくなっている状態であり、ものの見方や考え方が否定的になる傾向もみられます。

不安障害

何をやっても不安で、落ち着きません。普段の生活がままならなくなり、憂うつな気分になってきます。認知機能低下の前兆であることがあるので、注意が必要です。

認知症

認知症の特徴は、いままでできていたことができなくなることです。早期に治療を開始することで、回復や進行の予防が期待できます。

施設入居者のメンタルヘルス

施設ご入居の方は、住み慣れた場所を変わって、共同生活に入った方々です。入居を機に、混乱されたり、怒ったりされる方もおられます。しばしばみられる、徘徊や、スタッフへの暴言、暴力は、ご高齢になって、新たな環境に適応を強いられた利用者の方々の不安や恐怖の表れでもあります。施設は、介護の専門家がそろい、利用者様が安全で、安心な生活をおくる為の環境です。十分にその恩恵を受けるためには、混乱、不安、恐怖におののいている利用者の方に精神医療的介入が有用なことがしばしばあります。いま、困っておられる施設の方、ご家族の方は、どうぞ、当院へご相談ください。

注意が必要なストレスサイン

  • 徘徊し、転倒リスクが高い
  • 大声を出し、他の利用者の睡眠に影響する
  • スタッフへの暴言や、暴力をふるう
  • 鬱っぽくて、食事をとろうとしない

代表的な疾患

認知症に伴う行動障害

記憶力、判断力が低下するため、自分が知らないところに連れてこられたように感じます。そのため、帰宅しようと徘徊したり、怒って、暴言や暴力をふるったりすることがあります。

レビー小体型認知症

神経細胞にレビー小体を形成するαシヌクレイン蛋白が蓄積することで発症します。幻覚や、薬剤過敏性を示します。

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